畠山家の菩提寺・称念寺を訪ねる
(2012.3.17)
二本松市本町1丁目にある畠山家の菩提寺・称念寺を訪ねました。
境内には本堂、浮彫阿弥陀三尊来迎供養塔婆(二本松市指定有形文化財)、地蔵堂、観音堂(安達二十番観音札所)、庭園、サクラの古木などがありました。また畠山家墓所もあります。
この寺は1413年ころ奥州探題畠山満泰公による霞ヶ城築城の時、その中腹に移築され、畠山家代々の菩提寺と定められましたが、1546年霞ヶ城落城によって、信夫郡大森に落ちのび、1675年頃丹羽光重公による町割り完成後、現在の地に移転再興されました。現本堂は昭和44年に新築再建されたものです。
畠山家は南北朝時代(1340年ころ)に北朝方より奥州探題として入国した畠山高国が初代で、その後11代義継公が伊達政宗と戦い討ち死にして、翌年(1586年)落城するまで続きました。墓所には累代の祖霊と「粟ノ須の戦い」で義継公と運命を共にした家臣23名の霊をまつっています。
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