旧堀切邸の主屋と大きなシラカシの木
福島市飯坂町にある旧堀切邸主屋の前、十間蔵の脇に、年代を感じさせられる大きなシラカシ(ブナ科)の木がありました。
江戸時代に堀切家は大庄屋として財力を蓄え、飢餓時の農民救済など地域経済に大きく貢献し、大正、昭和の時代に14代堀切良平の長男の善兵衛は衆議院議長、イタリア大使など、次弟の善次郎は東京市長、内務大臣などを歴任して活躍し、末弟の久五郎は衆議院議員になり福島経済界に大きな役割を果たしました。
現在の屋敷面積は4,084㎡で、十間蔵(市指定重要文化財)は1775年に建立され、建立年代が明確な県内最古の土蔵です。主屋は1880年(明治13年)に火災で焼失し、翌年に再建された近代和風建築です。屋敷内には新蔵、中の蔵、道具蔵、下蔵、離れなどがあり、足湯・手湯、トイレもあります。
旧堀切邸関連のブログ:http://amecell-garden.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-cfdd.html
堀切邸は2010年5月1日から一般に無料で公開され、足湯・手湯を気軽に楽しむことが出来ます。電話番号は024-542-8188です。
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