定義如来の山門と天皇塚
(2010.9.17)
仙台市青葉区大倉にある定義如来(浄土宗極楽山西方寺)の山門前には門前町があり、賑わっていました。平家が壇ノ浦の戦いで敗れた後、平重盛公の重臣・平貞能(さだよし)が中国の欣山寺から送献された阿弥陀如来の宝軸を守り、源氏の追討を逃れるため、名を「定義」と改め、この地に隠れ住み、1198年に亡くなり、墓上に小堂を建て如来様を安置し、1706年に早坂源兵衛が出家し、西方寺を開創したそうです。(電話:022-393-2011)
境内には鐘楼堂、お手水、貞能堂(旧本堂)、天皇塚、本堂、寺務所、五重塔などがありました。
天皇塚には壇ノ浦で8歳で亡くなられた安徳天皇の遺品を埋め、塚の上に植えられた2本のケヤキが成長するにつれ1本に結ばれたことから「連理のケヤキ」と呼ばれ、縁結び、子授けのご神木として多くの人々の信仰を集め、今も子と孫の2本の木が成長していました。
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