雪化粧された水田と大森城山公園
福島市大森にある大森城山公園(標高147m)を望む。11日の夜降った雪で、水田が白く雪化粧されていました。この公園は戦国時代に信夫地方の中心地として栄えた大森城があったところで、春には桜の花が沢山咲き、秋には紅葉がとても美しいです。
大森城が歴史に登場するのは16世紀中頃、伊達稙宗の時代からで、伊達実元が初代城主になり、伊達成実、片倉景綱と伊達氏の支配が続きました。伊達政宗が安達、田村、相馬、会津を攻めて制覇るとき、大森城は出陣拠点として、非常に大きな役割を果たしました。1591年奥州仕置によって、蒲生氏卿の領地になって、木村吉清が城主になり、1593年に杉目城に居城を移して、大森城は廃止されたが、1598年上杉景勝の領地になって、栗田時国が城代になり、1601年から芋川正親が城代になった。その後芋川氏に代々受け継がれたが、1664年大森地方が徳川幕府領になって、大森城は廃止されました。
大森城山公園の近くには信夫中学校、大森小学校、済生会福島総合病院、福島県赤十字血液センターなどがあります。
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